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高知市もみのき病院の診療科は脳神経外科,眼科,小児科,内科,緩和ケアです

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医療のおはなしメディトーク

高知新聞「医療のおはなしメディトーク」に掲載された記事を紹介します。

あなたは知っていますか? 〜高気圧酸素治療について〜

                     もみのき病院 臨床工学技師 森川 尚子
 高気圧酸素治療(HBOT)とは、「大気圧よりも高い気圧環境の中で、高濃度酸素を投与することによって病態の改善を図る治療法」のことです。高い気圧環境の中で酸素を吸入すると、通常の大気圧下での呼吸で得られる酸素量に対して、10〜20倍にまで酸素を体内に取り込むことができます。
 
 酸素をたくさん取り込むことで以下のような効果があります。
 1.体内(血液中)の酸素量の増加による、低酸素状態の改善
 2.酸素の抗菌作用を利用し、細菌の発育を阻害する抗菌効果
 3.体内にできてしまった気泡(ガス)を小さくして、血液の流れを良くする効果

  HBOTは一酸化炭素中毒、減圧症、動脈閉塞、難治性創傷など、さまざまな疾患治療に適応が広がっています。 当院では、脳梗塞によるまひ改善や突発性難聴、末梢循環不全などの治療として実施しています。
 さらに保険診療外ですが、スポーツ外傷(靱帯損傷や骨折)などけがの早期回復に対しても高い効果が期待できます。 通院治療として実施することもできますので、お気軽にご相談ください。 (令和2年3月10日掲載)
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写真は当院の高気圧酸素治療装置です。令和1年9月に新しい装置に入れ替えました。テレビを見ながらリラックスして治療を受けることができます。
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