院長ご挨拶
もみのき病院は、高知市塚ノ原に1998年5月11日に開院し、地域に密着した医療機関を目指して歩んでまいりました。 最先端の診断、治療機器を当初より導入し、急性期疾患の治療を中心として、また疾病の早期発見、早期治療のための脳ドックやホスピス病棟の開設を行いました。なかでも、脳卒中の治療は急性期の病院のみで終わるものではありません。回復期、維持期、またかかりつけ医や在宅での治療、リハビリ、そしてケアが必要です。そのためには、それに関わるスタッフ間で切れ目なく円滑に診療等が行われ、さらに二次予防につなげるためには、効率的な医療連携体制が必要になってきます。当院は高知中央・高幡・安芸医療圏脳卒中地域連携パスの計画管理病院、及び高知あんしんネット参加施設として、地域の医療連携を積極的に行っています。
また、同じ内田グループ内には関連病院を含めた医療法人全体で急性期から在宅までの一貫した流れがあり、人材交流も含めた連携体制を築き、急性期の病院であっても回復期や在宅医療の幅広い経験や理解を持った人材を確保する努力を行ってまいりました。そういった人材が中心となり、生活の再建も含めた治療や在宅生活を支援する取り組みに対して、急性期の早い段階から先を見据えた取り組みや連携が可能となりました。
また当院は仕事と家庭の両立、安心して働ける職場環境づくりにも積極的に取り組んでおり、平成23年には高知県次世代育成支援企業として認証されました。
地域の皆さんに「もみのき病院があって良かった」と思っていただけるよう、今後も精一杯努力してまいります。
開院23周年を迎え、病院のホームページを大幅にリニューアルしました。詳しくは、この職員手作りのホームページをご覧下さい。なお、ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡いただければ幸いです。
院長 森木 章人