もみのき病院

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当院で行っている臨床研究一覧

現在、当院では診療情報を元にした、下記の臨床研究・調査を行っています。

個人が特定されるような情報は一切公表されません。
この研究は、もみのき病院 倫理委員会の承認を得て行っています。
これらの研究に関するお問い合わせや、カルテ情報の利用を希望されない方は、当院までご連絡ください。

 窓口 TEL:088-888-2227(患者相談室)  担当 戸田

※臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明・同意を行いますが、患者さんへの侵襲や介入もなく診療情報等の情報のみを用いている研究や、余った検体のみを用いるような研究については、国が定めた指針に基づき「対象となる患者さんおひとりずつからの直接同意を得る必要はありません」が、利用目的や研究の実施についての情報を公開し、更に拒否の機会を保証することが必要とされています。 このような手法を「オプトアウト」といいます。
承認番号 1901 所属・研究責任者 看護部 川端亜紀
研究科題名 脳卒中患者の摂食機能訓練の早期介入
研究期間 2017/4/1~2019/3/31
内容

嚥下障害による誤嚥性肺炎などの感染症防止のための院内独自のスクリーニングシートを作成し、効果を検証する。
備考 第22回日本臨床脳神経外科学会in岡山で発表
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承認番号 1902 所属・研究責任者 放射線科 山中こず恵
研究科題名 CTAでみる眼動脈のバリエーションについて
研究期間 2017/11/1~2018/11/30
内容

眼動脈は通常内頚動脈より分岐するが、その発生過程で起こる血管吻合と消失により内頚動脈から分岐されない症例がある。眼動脈の描出は外科的手術や血管内治療の際、安全に手技を行うために必要であることからCTAの画像を過去に振り返り眼動脈走行バリエーションの調査を行う。
備考 第22回日本臨床脳神経外科学会in岡山で発表
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承認番号 1903 所属・研究責任者 検査科 長瀧由佳
研究科題名 脳外科領域におけるホルター心電図の有用性
研究期間 2018/4/1 ~2019/3/31
内容

ホルター心電図の解析ソフトを導入してから梗塞の原因検索や術前検査として、250~300件/年を施行している。臨床検査技師が直接解析を行うことにより、医師へ迅速に情報提供が可能となっていることを検証する。
備考 第22回日本臨床脳神経外科学会in岡山で発表
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承認番号 1904 所属・研究責任者 放射線科 水口紀代美
研究科題名 椎骨脳底動脈解離患者における血管内腔構造の描写
研究期間 2016/6/1 ~2019/3/31
内容

椎骨脳底動脈解離を疑う患者において、局所的に高分解能なMRI画像を撮像することにより、血管内腔の状態やアテローム血栓性脳梗塞患者との鑑別を行う。高分解能なT1強調画像を取得することにより検出能を上昇させることを検証する。
備考
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承認番号 1906 所属・研究責任者 脳神経外科 森本雅徳
研究科題名 PTFE braided tapeを用いた神経減圧術の有効性に関する検討
研究期間 2019/4/1~
内容

三叉神経痛や片側顔面けいれんに対しては責任血管の転置が必要で、責任血管を転置する材料はテフロン製材が使用されることが多い。責任血管が動脈硬化の強い大きな血管である場合、PTFE braided tape(テフロンテープ)の有効性を検討する。
備考 日本脳神経外科学会第78回学術総会(2019.10)において報告
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承認番号 1907 所属・研究責任者 放射線技術科 水口紀代美
研究科題名 局所励起法を用いた下垂体撮像法
研究期間 2020/2/1~2021/3/31
内容

下垂体は脳の正中部でトルコ鞍と呼ばれる骨のくぼみの中に存在しており、大きさ7-8mmの小さな組織であるために高分解能な撮像が求められている。3TMR装置に搭載されている局所励起法を用いた下垂体の画像診断の確立を行い、高分解能な撮像を行うことにより、発生場所の特定や診断能の向上を目指す。
備考
承認番号 1908 所属・研究責任者 脳神経外科 森木章人
研究科題名 レケンビ®製造販売後調査のデータ活用に関する協力
研究期間 2024/2/1~
内容

アルツハイマー病の患者さんにレケンビⓇを使用いただいた場合の安全性と効果を調べることを目的としています。調査で得られた情報をもとに薬をより安全で効果的にお使いいただくための検討を行ないます。
備考
承認番号 2401 所属・研究責任者 放射線技術科 斉藤諒太
研究科題名 3DDSAを使用した他機種MRI装置の動脈瘤サイズ測定の統一化
研究期間 2023/12/1~2024/5/31
内容

脳動脈瘤が発見されてから、手術適応がなければ定期的にMRA検査を施行し、動脈瘤のサイズの増大や形状変化を観察するが、毎回同じMR装置で撮像できるわけではなく、①装置によってMRA条件が異なる、②処理を行う技師によってVR画像の条件が変化することによって、経過観察に差異を生じることも少なくない。よって、5台のMR装置のどこで撮像しても、脳動脈瘤の経過観察が差異が少なくなるようなVR画像の条件を見つけることである。
備考