元気に過ごすコツ　～フレイルについて～

　フレイルとは、「加齢とともに心身の活力が低下した状態」とされており、健康な状態と要介護状態の間といわれます。 フレイルを予防し元気に過ごすために身体活動、栄養、社会参加の三つが重要です。
身体活動については、1日合計４０分を目安に動きましょう。例えば２０分程度の散歩や家の掃除、子どもと遊ぶなど、立って活動しましょう。
栄養についてはたくさんの種類の食品を取るようにし、特に不足しがちなたんぱく質（肉、魚、乳製品）は多めに摂取しましょう。 またシラス干しやキノコなどのビタミンＤや、小松菜などカルシウムを取りましょう。しっかりかみ、のみ込めるように口腔内のケアにも気を付けましょう。
社会参加については、感染を予防しながらコミュニケーションを取る方法として、電話で話すことや手紙を書くことで、うつや認知症の予防にもなります。 上記の一つだけでもできれば、フレイル予防になります。できることからはじめてみましょう。