高知新聞「知って安心 くらしの医学メディカルチェック」
脱水症予防のための心がけ
もみのき病院 管理栄養士 川越 美紀
適切な水分補給は年間を通して必要ですが、特に夏は気温の情報とともに汗をかき、体から水分が奪われ脱水症や血栓のリスクが高くなるため重要です。汗には塩分(ナトリウム)などの電解質が含まれるため、水だけ補給しても脱水症などの予防にはならないので注意が必要です。
ポイントとして次の2点が挙げられます。
①【食事は3食しっかり食べましょう】
3度の食事から水分が約1リットル補給できます。また、水分だけでなく栄養・塩分も補給できます。
特に朝食は意識して食べるようにしましょう。青魚や納豆、タマネギなど血液をサラサラにしてくれる成分を含む食材も献立に取り入れてください。
②【水分は少量頻回に、のどの渇きを感じる前にとりましょう(目安は1時間に100ミリリットル】
基本は水や麦茶などで、汗をかいた後には塩分が含まれるスポーツドリンクが良いでしょう。緑茶やコーヒー、アルコールには利尿作用があるため、注意が必要です。就寝前、夜間排尿時、起床時にも水分補給を心がけてください。
(R7.7.8掲載)



