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高知新聞「医療のおはなし メディトーク」

栄養科 子どもの肥満 「どうしたら痩せられる?」

管理栄養士 古川弘子

 みなさんの周りにいませんか? 「ぽっちゃりした子」。 子どもの肥満は単純肥満(食べ過ぎ)よるものがほとんどで、たとえ子どもでも、体の中では生活習慣病(高血圧、耐糖能異常など)が進行していきます。すでに小児メタボリック症候群の小中学生も1~2%います。しかし、自覚症状はありません。そのため、本人も家族も肥満を問題視していない方がほとんどです。

 さらに、深刻な症状が現れるのは成人以降であることから、子どものうちに肥満を予防、改善することが、将来の健康のためにも重要です。

 子どもの肥満を改善する一番の方法は、「家族全体で取り組む」ことです。まずは休みの日に家族みんなで思いっきり体を動かし(山登りなど)、手作りの弁当を食べることから始めませんか。お弁当

  • ① 食行動の見直し
  • ② 外で思いっきり遊ぶ
  • ③ 食べ物をご褒美にするのではなく、家族で楽しく一緒に遊ぶ時間をご褒美にする

この三つを継続すれば、消費カロリーの増加にもつながります。 (H25.11.25掲載)

(所属、役職は掲載当時のものです) 

   

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