高知新聞「医療のおはなし メディトーク」
医療ソーシャルワーカーとは
もみのき病院 ソーシャルワーカー 斎藤 里花(地域連携室)
私たちは、保険医療機関において社会福祉の立場から患者さんやその家族の抱える経済的・心理的・社会的問題の解決、調整を援助し、社会復帰の促進を図る業務を行っています。
入院治療を行った際、病気になったことで今まで通りの生活を送ることが難しい場合があります。そのようなときに、生活を送る上でのさまざまな課題を予測し、医療・介護・福祉サービスなど社会資源の情報提供や調整、支援を行います。 すぐに解決できず在宅生活が難しい場合や、継続してリハビリ等の治療が必要な場合には、転院や入所先に関する相談や調整などの支援も行っています。 また、入院患者さんだけでなく、通院されている患者さんの相談もお受けしています。
日々の生活や今後の生活の中での心配事など、誰に相談していいか分からないことも、まずはソーシャルワーカーへご相談ください。 ゆっくりとお話しをお伺いし、問題解決に向け一緒に考え、必要に応じて介護保険、障害者手帳、障害者年金などの社会資源や適切な相談窓口をご紹介させていただきます。
(H29.1.17掲載) (所属・役職は掲載当時のものです)